佐沼高校(Eye catch)

     在校生に送る先輩からのメッセージ 

 私がこの一年間、受験生として過ごして思ったことは受験には実力はもちろんのことですが、なんだかんだで運がかなり重要だということです。だけど、この運は誰にでも引き寄せられるものです。例えば、「運良く簡単な問題が出て点数良かったー」という人がいると思います。こういうことを言う人は、実際きちんと勉強をしているから解ける問題が出て、点数が取れると思います。だから私が一番言いたいことは当たり前のことですが、合格したいなら勉強をたくさんすることです。  ただ、単に勉強しろと言われても、何をどうしていいか分からない人がいると思います。なので今から私が言うことがこれから受験勉強をする人に少しでも参考になったらうれしいです。  まず、勉強するにあたって、得意な科目や好きな科目があると思います(ない人はまず探すことからがんばってください)。この得意科目をまず誰にも負けないくらい極めて受験に使える武器にしてください。この作業はあまりいそいではいけませんが、早めに仕上げることが大事です。これがうまくいけば、勉強に対して自信が出てきて他の不得意科目にもやる気が出てくると思います。ここで、どんな参考書がいいかと言うと、正直何を使ってもいいです。大事なことは自分に合っていて、途中で止めずに続けられることです。事実、私は飽きやすい性格でめんどうくさがり屋なので、できるだけ薄くて内容の濃いものを使いました。  あと、高校生活は人生でたった一度しかないし、勉強ももちろん大事ですが、部活動や学校行事でしか得ることのできないものも数えきれないくらいあるので、両立をがんばってください。これらの両立をできた人は、受験でもがんばりきることができると思います。  最後に、受験は最終的には自分ひとりが試験を受けるものですが、先生方や友達、そして家族など周りの人の協力がなければ乗り切れないので、毎日の生活で感謝の気持ちを忘れないでください。

 私は「小学校の先生になりたい」という夢を持って佐沼高校に入学しました。勉強を頑張ろうという意気込みはありましたが、私は人見知りしてしまうので友達ができるか心配でした。しかし入学してすぐの合宿でクラスの人たちと仲良くなれました。それがきっかけで夏の学習合宿にも参加し、友達と一緒に一日中勉強しました。そこで私は、佐高の学習の企画の良さに気づきました。私は今まで一度も塾に通ったことがありませんでしたが、学校の課外に参加すれば、役立つことが学べるんだ、と思いました。参加して特に良かったと思ったのは、3年生の時の予備校連携課外でした。その時私は、マーク模試の国語が苦手で悩んでいましたが、予備校の先生に教わった解き方で解いてみると段々点数がとれるようになり、本当にびっくりしました。しかしある友達は、その解き方は自分には合わないと言っていました。つまり、人それぞれ自分に合った解き方があるということです。だから、それを早く見つけられるように模試の結果の研究などをしてみて下さい。   三年生になってからも私はすぐに受験モードに切り替えられませんでした。しかし周りの友達が休み時間を使って勉強しているのに触発され、私も時間を惜しんでやらないと!と気持ちを入れ替えることができました。推薦で受かった友達も一緒に勉強していました。そして息抜きに話をするときは本当に楽しく、毎日笑顔で過ごすことができました。私は自分のクラスの雰囲気に感謝しています。  最後に、いつも見守ってくれていた担任の先生、個別指導でお世話になった先生方に感謝します。夢を叶えることで恩返ししたいと思っています。だからこれからも勉強を頑張ります!!みなさんも目標を持って、充実した高校生活を送ってください。

・テレビは見ない!! →見てもいいのはニュースのみ!!娯楽のテレビほど無駄なものはない。そもそもテレビを一年見なくても、どうせすぐに別の芸人が次々やってくるので支障はない。 ・図書室の「ドラゴン桜」を全部見ろ!! →「ドラゴン桜」という漫画は確かに、「絵がキライ」という人が多いと思う。でもそれだけの理由であれを読まないのはモッタイナイ!!高校生が読まなくて誰が読む!!モチベーションを上げたいなら、かなりいいと思います。 ・全体的な勉強より部分的な勉強を!! →たとえば国語なら、古文の単語だけ完璧に!!とにかく色々な分野のエキスパートになっていく。コレはかなり良いと思います。自信がついていきます。 ・センター試験=模擬試験 →センター試験の問題用紙の実物を見れば分かりますが表紙も中身も本当にいつもの模試をやるものと変わりません。だから模試はいっぱいやっときましょう。 ・センター試験会場は甘くない!! →試験会場になるであろう石巻専修大学の教室は、あつい!!あついんです!!もうみんな顔がまっ赤になります。さらに、エアコン暖房なもんだから乾燥しまくりで、喉がイガイガしてきます(僕はそれで夜に高熱が出てしまいました。それらを考慮したアイテムは持っていきましょう。 ・先生方を見下さない!! →とにかく「あの先生、授業の進め方ヘタクソ!!マジ頭ワリーしや」という風になったら、その教科の点数は八割方、少なからず落ちると思います。でも考えてみてください。先生方全員が大学課程を修了し、教員採用試験を通ってきているんですよ?普通に考えたらよっぽど成績優秀なんです!! ・受験は終わりがある!! →受験の期間も、出題範囲もすべてが有限なんです!!だから、早い時期にコツコツやった人が最期に笑うんです!! 

 「あなたが大切にしていることは、何ですか?」受験生として過ごした約一年間、この問いを絶えず投げかけられていたように思います。例えば、目標とする大学を決定する時。「偏差値」、「自分が本当に学びたいこと」「人の目」など、どれを自分が大切にしている、していきたいかによって大きく変わってくると思います。また、その選択が、自分を深く見つめるきっかけになるので一つ一つの問いから逃げないで下さい。  私は中学校三年生の時から、東京学芸大学に進学したいと思うようになりました。高校の三年間も一度も変わりませんでした。しかし志望理由書を書く時に、なぜその大学に進学したいのかが全く分からないことに気付きました。「目指す大学がある自分」に酔っていただけなのかもしれないと恥ずかしくも思いました。そのときから毎日毎日大学のパンフレットを読み、自分で自分に問いを投げかけ、それに答える努力をする…ということをするようになりました。そこから出た結論は、「この大学に本当に行きたい」というものでした。受験を通じて、そして問い続けることを通じて、私の大切にしていきたいことがほんの少し分かったような気がします。しかしこれは一部分であり、問い続けることはこれからも私の課題です。  受験生の時以上に自分と向き合うことはないような気がします。模試の点数が悪いときの落ち込む自分、友達が先に合格してうらやましいような寂しいような感情にどうすれば良いか分からない自分、家族に心から感謝する自分。本当にたくさんの”自分”に出会います。嫌いな部分も少しずつ認めていきながら、最後には「自分が大好きな自分」に出会えるように毎日を大切に過ごして下さい。